【第30回医療情報学連合大会】リコーがRFIDソリューションを参考出展、Bluetooth・無線LAN対応カメラの新製品も

RECO-View RFタグ

 11月19日(金)から21日(日)までアクトシティ浜松(静岡県浜松市)で開催された第30回医療情報学連合大会で、リコーがRFID(Radio Frequency IDentification)ソリューションを参考出展した。

 「RECO-View」という名称のこのソリューションは、バーコードなどの情報が印刷されたシートとその内部に封入されたRFIDタグからなる「RECO-View RFタグ」を中心に、サーバーやプリンター、帳票開発ツール、シートクリーナー/初期化装置から構成される。

 RFIDは、情報を埋め込んだRFタグから、近距離無線通信で情報をやりとりする技術のこと。離れたところからでも、タグの情報を瞬時に読み取りシステムに反映できるので、商品や部品のタグとして利用すれば大幅なコスト削減が期待できる。ただし、リーダーが必須のためそのコストがかかる、タグが壊れた時に中の情報が全く読めなくなる、などの“欠点”がある。

G700SE

 「RECO-View」は、タグ内の情報をバーコードなどとしてタグを封入するシートに印刷するため、既存インフラとの親和性が高い。一度に大量の投資をしなくても、段階的にRFIDシステムに移行できるという利点がある。また、RFタグもシートも情報の書き換えが可能で、再利用できる。医療では、入院患者管理用タグや薬品管理用タグなどでの利用を想定しているという。

 また、Bluetooth・無線LAN対応の防水・防塵・耐衝撃デジタルカメラCaplio 500SE model Wの後継機種で、11月に発売したばかりの G700SEも展示した。

 旧機種の500SEは、耐衝撃性に優れた防水・防塵の本体を持ち、ボタンが大きくて手袋をしていても扱いやすい、コードで接続しなくても無線LANやBluetoothで撮影した画像をPCやサーバーに転送できる、オプションで装着した一次元バーコードリーダーで患者や薬品のタグを読み取れる、エタノールや次亜塩素酸ナトリウムで消毒できる、などの特徴がある。手術室などでの利用に適しているため、帝京大学医学部附属病院などが導入している。

展示会場の様子

 G700SEは500SEの後継機種で、画像数が約800万画素から約1200万画素にアップしているほか、幅が133ミリから118.8ミリ、厚さは78.5ミリから41ミリ、重量は430グラムから286グラムへと、大幅なコンパクト化に成功。取り扱いや持ち運びがしやすくなった。希望小売価格は12万円(税込み12万6000円)で、オプションのバーコードリーダーユニットは6万円(税込み6万3000円)。

(本間 康裕=医療とIT)

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