長崎医療センターが電子カルテ刷新、カスタマイズを抑え処理速度を向上

 長崎医療センター(長崎県大村市、643床)は、同院の電子カルテシステムを富士通の電子カルテシステム製品「HOPE/EGMAIN-GX」に刷新した。2009年9月に本稼働しており、安定稼働を確認して富士通が2009年11月30日に発表した。カスタマイズを極力抑えることで、既存のシステムに比べ画面の展開速度を10倍程度速めた。

 HOPE/EGMAIN-GXは撮影画像や検査結果、薬の処方など複数の診療情報を、利用者が見たい配置で並べて一覧できる機能や、利用者が過去に入力した情報を記憶して入力候補を表示するなどの機能を備える。製品が元々備えるこうした機能を利用することで、画面の展開速度を10倍程度速めた。刷新前のシステムでは、画面の展開に10秒以上かかることもあったという。また通常1年から1年半ほどかかる電子カルテシステムの構築を8カ月で完了した。

 同センターは07年から電子カルテシステムの刷新を検討。09年2月から構築に着手し、09年9月に本稼働させた。「検体検査システム」や「輸血管理システム」など、約30ある部門システムも併せて刷新した。(ITPro

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