信州須高エリア「地域医療インフラ構築プロジェクト」が始動

 メディカルアイ(東京都港区)は2009年9月24日、須高ケーブルテレビ(長野県須坂市)およびNTTPCコミュニケーションズと信州須高エリア「地域医療連携」コンソーシアムを組成し、このほど経済産業省の平成21年度地域見守り支援システム実証事業の採択を受けたと発表した。

 須高地区(長野県須坂市、上高井郡小布施町、高山村)を実証対象地域とし、医療・看護・介護・福祉等多職種による医療情報連携を推進する。加えてケーブルテレビ(CATV)のネットワークとデータ放送活用して、患者宅に受診支援などの情報を送るサービスを提供する。

 この実証事業は3年間を予定する。初年度となる今年度は、須坂市を中心に訪問医療・看護における情報共有や、緊急時における「緊急問い合わせ(夜間を含む)」などにより、提供する医療の質の向上と医療提供側の業務削減を目標とする。

 また在宅医療受診患者をもつ家庭や慢性疾患の独居高齢通院患者宅においては、CATVの双方向型セットトップ・ボックス(STB)を設置する。STBのチャンネル選局と連動させた「安否確認」、データ放送を使って家庭のテレビ画面でお薬情報を確認できる「服薬支援」と、クリニック・訪問看護の予約状況が確認できる「受診支援」の実証する。実証事業期間終了後もサービスが定着し、維持・継続されるように、実証期間を通じて適切なビジネス・モデルの確立を図る。

 経済産業省の地域見守り支援システム実証事業は、ITツールを活用して、特に在宅療養者(高齢者や慢性疾患患者など)などに対して、遠隔から効率的に質の高い医療・介護などのサービスを提供する「地域見守り支援システム」を構築するモデル実証事業である。応募は全体で38件あり、本コンソーシアムを含め8件を採択したことが、既に7月に発表されていた。(ITPro

【関連サイト】
NTTPCコミュニケーションズの発表資料
日本システムサイエンスの「地域見守り支援システム実証事業」のページ

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