ブラザー、A4サイズ1万枚の情報を持ち歩ける薄型電子ペーパービューワー

約150dpiと高精細なため小さな文字も滑らかに表示する

約150dpiと高精細なため小さな文字も滑らかに表示する

 ブラザー工業は2009年3月12日、電子ペーパーを利用した薄型・軽量の情報表示端末「ドキュメント ビューワ SV-100B」を発表した。9.7型のモノクロディスプレイを備え、さまざまな文書を電子化して表示。約83時間の連続使用ができるという。価格はオープンで、参考価格は約14万円(バッテリーなど込み)。6月1日発売予定。

 主に企業ユースを想定した電子ペーパービューワー。表示部に反射型電子ペーパーディスプレイ(電気泳動方式)を採用。モノクロ4階調、約 150dpiと高精細なため小さな文字も滑らかに表示する。電源オンから約5秒で使用可能になり、表示切替も1秒以下で、紙のような手軽さを実現したという。

 文書フォーマットは独自で、付属のPC用変換・文書管理ソフト「SV-Manager Ver.1.0」(Windows XP/Vista対応)を使って変換。microSDカードまたはUSBケーブルでビューワーに取り込む。変換はプリントアウトするような手軽さで、印刷できる文書であれば対応できるという。付属の2GBのmicroSDカードにはA4サイズで1万枚分の文書を保存できる。

 用途としては、迅速な解決が求められるメンテナンス現場でのサービスマニュアルの表示のほか、データを暗号化して保存できるため、セキュリティを確保しながら大量の資料を持ち運ぶ訪問医療や弁護士、税理士などの利用を想定している。また、携帯電話やPDA内の文書をBluetoothで転送してビューワーで閲覧するソリューションも用意。企業のニーズに合わせて提供する。

 大きさは幅237×奥行き247×高さ15.5mm(突起部除く)、重さ約600g(microSDカード、専用充電式リチウムイオン電池込み)。表示解像度は1200×825ドット。暗証番号ロック機能搭載。直販サイトで個人の購入にも対応する予定。(館 洋光=Infostand)

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