三菱電機LSが「メタボ対策」に保健指導支援システムを導入

 三菱電機ライフサービスは2009年3月11日、三菱電機およびグループ会社従業員の特定保健指導のために、保健指導支援システムを構築したと発表した。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者、あるいはその予備軍である従業員に対して、管理栄養士がWeb上で生活改善のための指導を行う。同システムは今月から稼働している。システムの構築期間はおよそ3カ月、ライセンス費用は数百万円である。保健指導システムにはシンコム・システムズ・ジャパンの「シンコム・ヘルスケア・システム」を採用した。

 三菱電機およびグループ会社は08年から特定保健指導を行っている。これまでは30人の管理栄養士が対象者2000人に対して個別の対面・メールでの指導を進めてきた。今回のシステム導入により指導内容のメール作成の業務が効率化できるほか、対面指導のスケジューリングなども一元管理できるようになる。三菱電機およびグループ会社の健康診断でのデータをCSV形式でインポートできるため、初回の指導で入力する手間も省ける。現在の対象者は2000 人だが、今後は予備軍となる基準を下げて指導対象を広げる方針だ。

 特定保健指導とは40歳から74歳までの医療保険加入者を対象に、生活習慣病の罹患予防を目的として行う生活改善指導のこと。メタボリックシンドロームの該当者、あるいはその予備軍が指導の対象となる。08年4月から健康保険組合、国民健康保険組合に対して義務付けられた。三菱電機およびグループ会社の健康保険組合が三菱電機ライフサービスに指導を委託した。

 シンコム・ヘルスケア・システムはコールセンター向けシステム「シンクロニー」をベースに開発したシステム。同システムを提供するシンコム・システムズ・ジャパン営業部マーケティング担当の増田拓也CRMプリセールスコンサルタントは「今年中にあと数社への導入を目指す」と話す。

(二羽 はるな=日経コンピュータ

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