富士通が大・中規模病院向け電子カルテシステム新版を発表

直感的に操作できる画面と標準機能の充実図った「HOPE/EGMAIN-GX」

 医療情報システムベンダー最大手の富士通は2008年7月7日、大・中規模病院向け次世代電子カルテソリューションの新版「HOPE/EGMAIN-GX」を同日から発売すると発表した。

直感的に操作できる画面と標準機能の充実図る

 新製品「HOPE/EGMAIN-GX」は、同社がこれまで大規模病院・大学病院などに提供してきた個別カスタマイズ型電子カルテソリューションの従来製品「HOPE/EGMAIN-EX」と、主に大・中規模病院において150システム以上の導入実績があり、ノンカスタマイズ型で定期的な機能レベルアップサービスを提供してきた「HOPE/EGMAIN-FX」の、それぞれの機能や特長を融合。「入力して参照する電子カルテから、もっと診療に役立つ電子カルテへ」をキーワードに、幅広い現場ニーズに応える標準機能の充実を図った「成長型電子カルテソリューション」という。

 大きな特長として、現場で利用する医師・看護師を中心とした医療スタッフが直感的に操作できることを目指して画面デザインを一新し、電子カルテの持つ表現力を大幅に向上させたほか、現場で要求されるきめ細かい機能の充実を図ったという。

 具体的には、画面デザインについては、患者の状態を把握しやすくする患者基本情報の常時表示やHTML化によるカルテの表現力向上、必要な情報へ素早くアクセスするためのナビゲーターからの情報検索、付箋機能、利用者単位のお気に入りボタン、最近使ったツールの登録機能など、「ユーザーインターフェースを向上し、医療現場における使いやすさを追求した」とする。また、インフォームドコンセントを受ける患者にとっても見やすく、わかりやすいカルテ画面にしたという。

 診療現場で要求されるきめ細かい機能の充実については、同社のユーザー会である「利用の達人」(会員数105)において検討された機能追加や機能改善を、定期的なレベルアップサービスとして提供する。これによりユーザーは、実際の診療現場から集約された電子カルテソリューションの利用に関する課題に対応した最新機能を、保守契約のサービス範囲内で利用できるという。

 今後同社では、「入力された情報を自動的に学習してオーダー発行の効率化を支援する機能など、診療に役立つ数々の先進機能の搭載も計画しており、電子カルテの次世代を切り拓くソリューションとしての機能強化を図っていく」としている。

 販売価格は、2000万円(最小構成におけるパッケージ標準価格)から。同社では、2009年度末までに150システムを販売する計画。(井関 清経)

■関連サイト
富士通・医療ソリューションのWebページ

■問い合わせ
富士通コンタクトライン 電話:0120-933-200

「HOPE/EGMAIN-GX」のカルテ基本画面

「HOPE/EGMAIN-GX」のカルテ基本画面

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