フィリップス、生体情報モニター「InterlliVue」シリーズ2製品を発売

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンはこのほど、病院内の患者の容態をモニタリングする生体情報モニターの新製品「IntelliVue MP80」と「IntelliVue MP5」の販売を開始したと発表した。

「IntelliVue MP80」

「IntelliVue MP80」

 「IntelliVue MP80」は、本体とディスプレイが分離した構成となっている。ディスプレイ一体型の従来製品「IntelliVue MP70」と比較して、より多くの情報量を表示する大画面、または、長尺の心電図など時間幅の広い情報を表示するワイド画面の、いずれかを選択できる。本体とディスプレイを別構成とすることで、ディスプレイ一体型と比べて、設置面での柔軟性が高いという。

 「IntelliVue MP80」の追加により、CCUなどより長尺の心電図表示が必要な部門、手術室などのトレンドや解析データ、各種生体情報パラメータといった多様なデータの一覧性を必要とする部門に、より幅広い選択肢を提供する。

 「IntelliVue MP5」は、「IntelliVue」シリーズで最も小型のモニターで、患者搬送時に使用できることが最大の特徴といえる。車両ならびに航空機搭載を主とする、各種規格に適合済みで、患者搬送に適した堅牢性も備えているという。

「IntelliVue MP5」

「IntelliVue MP5」

 「IntelliVue MP5」は、上位機種の「InteliVue MP70」をはじめとするIntelliVueシリーズのモニターと連携して使用できる。搬送時の使用後、患者ケーブル等を接続し直さず、そのまま継続的なモニタリングを行える。回復期にある患者のモニタリング時には、同社製テレメトリ送信機と接続することにより、患者の拘束を最低限に抑えながら血圧パラメータなどの測定情報をセントラルモニタ画面にシームレスに統合表示できる。

 IntelliVueシリーズは、国内外の基幹病院における急性期病棟や手術室で導入されており、2007年度には全世界での累計販売台数が20万台を超えたという。同社では、今回の2機種を加えたモニタ製品群の受注活動を積極的に進め、年間販売台数を現在より300台増加させることを見込んでいる。(柏崎 吉一=フリーランスライター)

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