富士通、インターネットでレセプトのオンライン請求できるサービス開始

 富士通は2008年5月21日、医療機関がインターネット経由で診療報酬明細書(レセプト)を請求できる「FENICSメディカル・グループネットサービス」を開始したと発表した。このサービスは、パソコンにVPN(Virtual Private Network:仮想閉域網)接続ソフトを組み込んだ専用のUSBキー(ユーザを特定するためのアクセス・キー)を差し込んだり、専用のルータ(ネットワークのルーティングを行う中継機器)経由でネット接続することで高度なセキュリティを確保したネットワークを構築し、レセプトを同社のデータセンター経由で企業の健康保険組合などへ提出できる環境を提供する。

 USBキーとルータには、VPN接続の際にIKE鍵交換方式のIPsecを利用した暗号化通信を提供する機能を搭載し、記載情報の書き換え防止などのセキュリティを確保しているという。レセプトは、富士通のデータセンター経由で審査支払機関などに請求する。

 小規模病院、及び診療所向けのサービスで、パソコン1台で利用する場合はUSBキー・タイプ、複数台で接続する場合はルータ・タイプで利用する。価格は、USBキー・タイプが初期導入費3000円で、月額利用料が1800円。ルータ・タイプは初期導入費5000円で、月額利用料が5500円。インターネット接続費用、プロバイダ契約費用、USBキーの初期費用(参考価格は1万4000円〜)、ルータ費用(同9万8000円)は別途、利用者が支払う。(井関 清経)






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