QLife、患者の声を生かす医療機関向け支援ツールを発売

 一般向けの病院検索・口コミサイトを運営しているQLife(キューライフ)は2月29日、患者とのコミュニケーションを支援する医療機関向けの情報サービス「Dr. QLife」の提供を開始した。携帯による患者満足度調査、ホームページ開設、患者口コミのサイトへの表示といったサービスを月額1万円からと格安で提供する。

 Dr. QLifeの患者満足度調査では、医療機関は診療後、URLや2次元バーコードが記載されたカードを患者に渡せばよい。患者は調剤待ちなどの空き時間を利用して、要望や、医師、スタッフへの感謝の言葉などを、携帯から匿名で送ることができる。

Dr. QLifeのリポート画面、患者さんの入力は即座に反映される

 医療機関側では、パソコン上で患者調査の集計結果を確認できる。前月比や地域の医療機関の平均値との比較などが可能で、スタッフ教育やモチベーション向上に活用できる(図1)。院内で記入するアンケートや目安箱などでは、記入内容により治療に悪影響が及ぶという不安を患者が持ったり、逆に極端なクレームが集まりやすい、などの問題点があった。

 「医師は、患者が気持ちを伝えてくれないという不満・不安を持っていることが調査の結果、明らかになった。患者が思ってはいるけれど表に出さなかった感謝や応援の気持ちをメッセージとして伝える仕掛けを用意することで、医師やスタッフのモチベーション向上につながる」(同社社長の山内善行氏)という。

 患者満足度調査で得られた患者のコメントは、院長などが確認・選別した上で、一般向けの医師・医療機関検索サイト「QLife」上に、自院の口コミ情報として掲載できる。

 Dr. QLifeでは、このQLife上に自院のホームページを設置できる。サイトの作成や更新は専用の管理画面で簡単に入力でき、急な休診や代診などの際に臨時メッセージを流すことも可能。月間利用者数が約80万人に達するQLife上に掲載することで高アクセスが期待できる。

 システムはインターネットに接続した一般的なパソコンで利用できるASP方式で提供する。基本サービスは初期費用が不要、月1万円、最初の月は無料で、6カ月経過後はいつでも解約できる。有償のオプションサービスとして、動画セミナーなどを検討している。

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