JBCCの08年3月期中間は減収・増益、自社ソフトと医療事業に明るさ

 システムの構築・販売を手掛けるJBCCホールディングスは11月8日、08年3月期の中間決算を発表した。石黒和義代表取締役社長は「情報ソリューションは、ハードやソフトの販売が落ち込んだが、システム構築でカバーした。自社開発のソフトウエアも大きく伸びた。これによって、利益はプラスを確保できた」と安堵の表情を見せる。

 ソフトウエアは自社開発の製品部門が好調だという。「今期は四半期の売上が初めて2億円を超えた。なかでも新製品のデータ連携ソフトウエアが寄与した」(石黒社長)。来年の08年度には全体で年間10億円を目指す計画を示した。

 このほか、医療機関向けのシステム構築やサービス提供分野は、05年上期の売上が1億4000万円に対して、06年上期は2億8000万円。07 年上期は4億9000万円と着実に伸びている。一方で、JBCCと同じく日本IBMとの取引が多いニイウスコーは8月末の連結決算で、医療事業に失敗したとして巨額の損失を計上。全取締役の退任を決めた。

 こうしたJBCCとニイウスの違いについての質問に石黒社長は、「ニイウスの詳細は分からない。ただ、当社は中規模の医療機関に絞り、事業を慎重に展開している。また、身の丈にあった投資を心がけている」と説明する。

 08年3月期の中間決算は前年同期比4.7%減の売上高476億300万円。販売管理費を差し引いた営業利益は同0.3%増の14億9100万円となった。営業外の収益を考慮した経常利益は3.9%増の15億5200万円だった。通期では、売上高1000億円、営業利益34億5000万円を目指す。

ページの先頭へ戻る

関連記事

Information PR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 心筋梗塞を自力で治療し搬送された看護師の話 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:331
  2. 名古屋市内で医療事務の従事者が麻疹発症 パンデミックに挑む:トピックス FBシェア数:5
  3. 認定内科医はどうなる?内科専門医になれる? 特集◎走り出した新専門医制度《どうなる?新制度-3》 FBシェア数:57
  4. 指導医に教育してもらっても満足できない人へ イケてる指導医が研修医に伝えたいこと FBシェア数:62
  5. コミュニケーションの意外なきっかけ!! 病院珍百景 FBシェア数:21
  6. 出題形式、合否基準を熟知すると攻略法が見えてくる 総合内科専門医試験 「一発合格」への道 FBシェア数:30
  7. 整腸剤は保管しやすいミヤBMがお薦め 松本康弘の「極める!小児の服薬指導」 FBシェア数:218
  8. ナースが外でついやってしまうこと 病院珍百景 FBシェア数:87
  9. 複数の専門医になるダブルボードは現実的? 特集◎走り出した新専門医制度《どうなる?新制度-4》 FBシェア数:32
  10. 新専門医制度で専攻医の地域偏在は助長された? 特集◎走り出した新専門医制度《どうなる?新制度-5》 FBシェア数:13
医師と医学研究者におすすめの英文校正