NTTデータが組織改革、医療・ヘルスケアのシステム部門を強化

3年後に新事業部門で数百億円の事業規模見込む

 NTTデータは5月初旬に「平成19〜21年度中期経営計画」を発表した。中期経営方針として同社は、「変革の先進企業」を目指して、「量(売上)から質(仕事のやり方・価値創造ビジネス)への転換」を図り、「顧客様満足度No.1の追求」に全社を挙げて取り組んでいくことを示した。

 上記を実現させる主な施策の1つとして、将来的に成長が見込める医療・ヘルスケア事業分野を「成長エンジン」と位置づけ、同分野のビジネスを強化するため「ヘルスケアシステム事業部」を7月1日付けで設置する。同事業部には、トップダウンにより長期的視野で経営資源を集中投下し、事業規模と収益性を併せ持つ事業基盤の構築を目指す。

 ヘルスケアシステム事業部は、現在の「第三公共システム事業本部 医療福祉ビジネスユニット」と「ビジネスイノベーション本部 ライフサイエンスビジネスユニット」を統合して発足させる。人員規模は約200人の予定。新事業本部長には、星 久光・第三公共システム事業本部 医療福祉ビジネスユニット長が就く。

 同事業部では、「医療・介護・福祉分野などを対象に、国民のQOL向上を側面から支援するIT関連のシステム、サービスを提供する。具体的にはレセプトのオンライン化、医療・保険・福祉の横断的な情報連携などに必要なシステムやサービスを提供する」(同社)という。同社が比較的強い公共分野を中心に事業規模を拡大し、3年後には「数百億円規模のビジネスに引き上げたい」(同社)としている。(井関 清経)



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