富士ソフト

病院経営を支えるバックオフィスソリューションを出展

 総合ITソリューションベンダーの富士ソフト(E-124)は、病院経営を支えるバックオフィスソリューションの「FSHosPack経営」と、電子カルテシステムと医用画像・院内画像を連携させた同社独自の医療情報支援システム(参考出展)を中心に展開する。


●さまざまな視点で経営指標を分析できる「FSHosPack経営」


 病院総合経営ソリューション「FSHosPack経営」は、財務会計と医事会計が日次連携し、さらにオーダリングをはじめとする医療情報システムとも必要なデータとも連携。病院内の情報システムをネットワークし、さまざまな視点でデータを切り出し、経営指標を提供する。「医療情報システムは、電子カルテシステムやオーダリングシステム導入だけで終わっているのが実情。そのITの対投資効果を測るため、管理会計につながるバックオフィスの仕組みづくりこそ必要だ」(同社メディカルシステム部 商品企画グループ課長の平岩裕氏)。


「FSHosPack経営」の概念図

「FSHosPack経営」の概念図


 病院内に分散する多くのシステムから経営判断に必要なデータを集約し、DWH(データウエアハウス:様々な情報を明細データのまま収めた大規模なデータベースシステム)に日々蓄積することで、多様な切り口で即時参照を可能とし、課題解決の原因を探るなど、詳細かつ標準的な経営指標を導き出す経営支援ツール。複数の病院もネットワークで接続して運用可能なのも特徴のひとつだ。初期はデータベースサーバーとWebサーバーの導入のみで、既存のイントラネット(院内ネットワーク)を活用して構築もできる。「診療報酬(医業収入)の分析」「材料・支出の分析」「収益の分析」「患者属性を使ったマーケティング分析」など、さまざまな視点で経営指標を分析できるという。


 参考展示する、電子カルテシステムと医用画像・院内画像を連携させた同社独自の医療情報保管ソリューションは、厚生労働省が2008年3月に改正した「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第3版)」を受けて、「医療画像・映像データ保管システム」として提案するもの。監視・手術映像をデータセンターで保管することにより、電子カルテから手術映像や画像を引き出せるシステムという。また、「PACSを使ったデータセンター保管システム」のほか、「遠隔映像システム」などの提案をする。「金融系システムのバックオフィスソリューションを手掛けてきた実績を活かして、今後、実際のビジネス展開に結びつけたい」(平岩氏)とする。


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