各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、1月11日までの1週間(第2週)に全国の定点医療機関を受診した患者が定点当たり33.28人となり、全国的に警報レベルとされる「30人」を超えた(図1)。院内・施設内集団感染も相次ぎ死亡例も報告されていることから、特に医療機関や高齢者施設などは大流行への備えを強化する必要がある(参考情報参照)。

図1 インフルエンザの流行状況(全国、定点当たり報告数の推移)

表1 各都道府県のインフルエンザ流行状況(15日夕刻までに定点データを公開した都道府県)

 15日夕刻までに第2週の定点データを公開した都道府県を調べたところ、沖縄県が62.98人と最多だった(表1)。熊本県(57.23人)、佐賀県(46.36人)、大分県(45.88人)と九州地方での流行が目立っている。愛知県(44.27人)、岡山県(42.99人)、山梨県(40.85人)、徳島県(40.40人)なども多い。

 2週に初めて警報レベルを超えたのは、茨城県、福井県、山梨県、三重県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、高知県、佐賀県、熊本県などとなっている。

■参考情報
インフルエンザ施設内感染予防の手引き(厚生労働省、日本医師会)
医療機関における院内感染対策マニュアル作成のための手引き(案)(070828 ver. 5.0)