各地でインフルエンザの流行が加速している。都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)をみると、2014年12月28日までの1週間(第52週)に定点医療機関を受診した患者数(定点当たり)は、岩手県が34.17人、千葉県が33.24人、東京都が32.95人、神奈川県が35.86人とそれぞれ警報レベルを超えた。既に警報レベルを超えていた埼玉県は48.13人と一段と増加した。

 宮城県(25.61人)、山形県(26.38人)、福島県(26.33人)、茨城県(23.49人)、大分県(22.28人)などでも多くなっている。

 全国平均では26.63人と警報レベルの30人に迫った。同時期では過去10年で最も多くなっている(図1)。

図1 インフルエンザの流行状況(全国、速報値)

沖縄県、第1週に警報レベル超える
 沖縄県でも年末から年始にかけて患者が急増した。年明けの1月4日までの1週間に定点医療機関を受診した患者数は48.74人で、前週の21.72人から倍増した。前々週は9.47人だった。

 保健所別にみると、那覇市が105.58人と100人を超える大流行となっているほか、南部も72.07人と流行が拡大している。

 各自治体はインフルエンザ警報を出し、感染予防策の徹底を促す一方、発熱などの症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう求めている。