国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報によると、11月7日現在、AH3型の検出件数が44件と最多であり、一方、B型とAH1pdm09型はそれぞれ4件と昨シーズンに比べ大幅に減少していることが分かった。

 週別型別インフルエンザウイルス分離・検出報告数の推移をみると、36週から43週までに検出されたウイルスは、AH3型(A香港型)が44件、AH1pdm09型とB型がそれぞれ4件だった。B型はすべて山形系統だった。

 昨シーズンの同時期は、AH3型は40件、B型が24件、AH1型が14件だった。今シーズンは、AH3型が同程度であるものの、B型、AH1型はともに減少している。

 なお、昨シーズンに札幌を中心に確認されたH1N1pdm09のタミフル耐性ウイルスについては、抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランス(10月22日現在)によると、今のところ検出されていない。

図1 インフルエンザウイルス分離・検出速報(国立感染症研究所)