沖縄県感染症情報センターによると、9月7日までの1週間(36週)に、県内の定点医療機関を受診した患者が定点当たり1.31人となり、流行の目安である「1人」を超えた(図1)。近年、夏場の流行が繰り返されている同県では、この夏も32週に1人を割ったばかりだった。

 地域ごとの定点当たり報告数をみると、八重山地区が3.00人、宮古地区が2.50人、那覇市が2.25人と多くなっている。

 過去10年間の流行を振り返ると、36週で1人を超えていたのは、2012/13シーズン(11.88人)、2009/2010シーズン(H1N1pdm09の流行、22.66人)、2007/08シーズン(5.31人)、2005/06シーズン(1.60人)の4シーズンだった。

 今後このまま流行が拡大するのか、いったんは収まるのか、注意深く見ていく必要がある。また、流行株の型は、2014/15シーズンの全国流行を占ううえで重要な情報を提供すると思われるが、これまでのところ、7月〜8月に検出されたのは、H1N1pdm09が1件、B型が2件だった。

図1 沖縄県のインフルエンザ流行状況