インフルエンザの流行が長引いている。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、3月16日までの1週間(第11週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は定点当たり22.79人で、前週の22.93人からほぼ横ばいだった。全国的には第5週に警報レベルとされる30人を超えてから7週連続で警報レベルが続いている。

 図1をみて分かるように、今シーズンは5週に34.52人とピークに達したが、その後、9週に再び上昇し、以降、22.93人、22.79人と高水準を維持している。先シーズンは4週に警報レベルに達し、警報解除の目安とされる10人を切ったのは11週だった。

 都道府県別にみると、東北、北陸で患者数が増加しているところが目立つ。岩手県は41.28人と今シーズン最多を記録した。宮城県が39.83人、青森県が38.60人などと多くなっている。福井県が46.16人、新潟県が32.68人と再び増加した。

 患者数が増加している自治体では、B型の検出が目立ってきている。

図1 インフルエンザ定点当たり報告数の推移(全国)