各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、3月2日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者数が定点当たり28.44人となり、再び増加した(図1)。前週からの増加率をみると、鳥取県が1.46倍、宮城県が1.28人、石川県が1.27倍などとなっている。

 3月7日9時現在の集計によると、32都府県のうち22都府県で前週から再び増加していた。最も多いのは、福井県の51.66人だった。

 大分県が42.14人、三重県が38.00人、新潟県が36.98人、長崎県が36.89人、岩手県が35.98人、宮城県が35.17人、青森県が34.20人、愛知県が31.43人、石川県が30.81人などとなっている。

 千葉県(30.12人)、埼玉県(30.07人)でも再び全域で30人を超えた。

 国立感染症研究所がまとめているインフルエンザウイルス分離・検出状況によると、B型の報告が相対的に増え、最近の5週間では30%近くになっている。検出件数は減少しているものの、今後、B型が広がり、流行が長引く可能性も出てきている。

図1 インフルエンザ定点当たり報告数の推移