沖縄県のインフルエンザ流行が急拡大している。1月26日までの1週間に定点医療機関を受診した患者は3139人となり、定点当たり報告数は54.12人となった。第4週で、昨年ピーク時(第5週)の41.28人を大きく上回った(図1)。

 沖縄県の定点当たり報告数をみると、第4週(1月20〜26日)は54.12人となり、前週の36.74人からさらに増加した。地区別に見ると、那覇市が66.50人、八重山が66.00人、南部が60.64人となっている。最も少ない北部も34.40人と警報レベルとされる30人を超えている。

 流行しているウイルスのタイプは、インフルエンザウイルス検出状況によると、第1週から4週にかけて、AH3亜型が1件、7件、5件、7件と連続して検出されている。H1N1pdm09は第3週に2件検出されている。この間、ほかのタイプは見つかっていない。

 過去5年間の流行を見ると、ピーク時の定点当たり報告数は、2008/09シーズンが89.60人、2009/10が54.88人、2010/11が63.17人、2011/12が35.72人、2012/13が41.28人だった。

 同県は1月10日に注意報、22日には警報をそれぞれ発令し、県民に対して注意喚起を行ってきた。

図1 沖縄県のインフルエンザ定点当たり報告数の推移


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