インフルエンザの流行が拡大している。編集部が全国の都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数(速報値)を調べたところ、1月6日から1月12日までの1週間に全国5000余りのインフルエンザ定点医療機関を受診した患者は2万7100人余りとなり、定点当たりで5.51人となった。前週の2.16人から2.6倍に急増した(図1)。

 1月16日17時までの集計では、最も多かったのが沖縄県で19.90人だった。注意報レベルとされる10人を超えた。沖縄県では1月10日、2014年第1週に13.10人となったことから注意報を発令し、県民に対して注意喚起を行った。

 岐阜県が8.91人、高知県が8.71人、熊本県が8.06人と多くなっている。大阪府が6.00人、東京都も5.07人と大都市圏でも増加している。前週からの増加率では、山形県が13.5倍、富山県が8.0倍、山梨県が7.1倍と急増。兵庫県、東京都、三重県なども5倍となっている。

 これまでに把握できた30都府県はすべて、流行の目安とされる1人を超えている。

 各都道府県は、インフルエンザの流行が拡大する危険があるとし、予防の徹底を求めている。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の推移(編集部調べ)