都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、第51週(12月16日から22日)の全国(総数)の定点当たり届出数が1.39人となり、流行の目安とされる「1人」を超えた(図1)。各自治体は、本格的な流行に向けてワクチン接種をはじめとする予防策の徹底を呼びかけている。

 全国のインフルエンザ定点当たり届出数は、43週から9週連続の増加となった。全国的な流行入りは、昨シーズン(第50週)より1週遅れている。

 編集部のこれまでの調査では、山口県が5.12人、高知県が3.92人、大分県が3.52人などとなっている。東京都も1.11人と全域で流行入りした。このほか関東では、埼玉県が2.30人、栃木県が1.43人、千葉県が1.35人、茨城県が1.04人、神奈川県が1.03人となっている。

 流行入りした各自治体では、手洗い、うがい、咳エチケット、予防接種などをあげ、予防策の徹底を呼びかけている。予防接種については、かかりつけ医と相談し早めに受けるよう求める自治体も少なくない。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の推移(編集部調べ)