今シーズンに主として使う抗インフルエンザ薬を尋ねたところ、タミフルが50.8%で1位だった。2位はイナビル、3位がリレンザ、4位がラピアクタだった。インフルエンザ診療Next編集が実施した「2013/14シーズン・インフルエンザ治療に関する調査」で明らかになった。

 日経メディカル Onlineのテーマサイト「インフルエンザ診療Next」では、2013/14シーズンの本格的な流行に向けて、今シーズンの診療方針、感染対策の実施状況などについて、医師会員の意見を聞き、その結果を読者間で共有し、今後の診療に役立てる目的で、アンケート調査を実施した(調査概要、回答者のプロフィールは文末参照)。

 調査では、リレンザ、タミフル、ラピアクタ、イナビルの4種類の薬を提示し、今シーズンに主として使う方針の薬を尋ねた。

 その結果、タミフルが50.8%と最も多く、イナビルが35.2%、リレンザが10.6%、ラピアクタが3.0%となった(図1、n=833)。2011年12月に行った調査との比較では、タミフルが8ポイント減少する一方で、イナビルが8.9ポイント増加していた。リレンザは1.1ポイント減、ラピアクタは1.0ポイント増だった。

図1 今シーズンに主として使う方針の薬

 次に、抗インフルエンザ薬(リレンザ、タミフル、ラピアクタ、イナビル)を提示し、それぞれについて使用の優先順位を尋ねた。

 その結果、薬ごとに見た場合、リレンザは、優先順位の1位が12.1%、2位が39.3%、3位が28.7%、4位が17.5%だった。タミフルは、それぞれ49.8%、32.1%、13.9%、3.6%だった。ラピアクタは、それぞれ2.8%、8.9%、27.4%、59.2%となり、イナビルはそれぞれ34.7%、18.4%、28.6%、17.2%だった(図2)。

 各優先順位ごとの1位を見ていくと、優先順位1位はタミフル、2位はリレンザとなり、2011シーズンに実施した調査と同じ結果であった。

図2 抗インフルエンザ薬の使用の優先順位