沖縄県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、39週(9月23〜29日)に、那覇市や南部、八重山の各地区で流行の目安とされる「1人」を超えた。県全体では0.78人にとどまっているが、地区によってはインフルエンザ流行の兆しが見えてきた。

 沖縄県では、2011年40週からインフルエンザの流行が続き、流行の目安とされる「1人」を割り込んだのは2013年33週(8月12〜18日)だった。以降、34週に0.57人にまで減少したが、35週から37週までは増加し、37週には0.95人にまで増えていた。しかし、38週には0.74人と減少、翌38週は0.78人と推移していた。

 この間の動向を地区別でみてみると、中部や八重山、那覇市や南部では「1人」を超える週が散発的に発生していた(図1)。ただ、週ごとに1人を超えた地区の数を追うと、これまでは1地区、2地区にとどまっていたのが38週は3地区に拡大しており、地域的な流行の広がりをうかがわせるデータとなっている。

図1 沖縄県のインフルエンザ流行状況(県全体と地区別にみたインフルエンザ定点当たり届出数の推移)