2011年40週からインフルエンザの流行が続いていた沖縄県は、2013年33週(8月12〜18日)に定点当たり届出数が0.81人となり、流行の目安とされる「1人」を割り込んだ。34週(8月19〜25日)も0.57人となり、2週連続で流行の目安を下回った。

 沖縄県ではこの数年、夏のインフルエンザ流行がほぼ毎年続いていた。沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩氏らの報告によると、沖縄県における夏(6〜9月)の流行の実態や特徴を調べたところ、患者数は冬(12〜3月)に比べると少ないものの、最近規模拡大の傾向にあることが明らかになっている。また、成人、特に高齢者の割合が冬より高く、しかも夏の流行ウイルスに対してはワクチンがないこともあり、院内感染対策上でも大きな問題になっている。

 今夏も流行が懸念されたが、これまでのところ、昨夏のような大流行の兆しは見えていない。

図1 沖縄県のインフルエンザ流行状況(定点当たり届出数の推移)