沖縄県インフルエンザ流行が継続している。2013年31週(7月30日〜8月5日)の定点当たり届出数は1.10人で、依然として流行の目安である「1人」を上回っており、これで2011年40週から96週連続の流行中となった(図1)。ただ、26週から5週連続の減少となり、昨シーズンのような再流行の兆しはみえていない。

 沖縄県のインフルエンザウイルス検出状況をみると、6月に入ってから確認されたのはB型H1N1pdm2009で、それぞれ2件ずつとなっている。

 沖縄県ではこの数年、夏のインフルエンザ流行がほぼ毎年続いている。沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩氏らの報告によると、沖縄県における夏(6〜9月)の流行の実態や特徴を調べた結果、患者数は冬(12〜3月)に比べると少ないものの、最近規模拡大の傾向にあることが明らかになっている。また、成人、特に高齢者の割合が冬より高く、しかも夏の流行ウイルスに対してはワクチンがないこともあり、院内感染対策上でも大きな問題になっていることが分かっている。

図1 沖縄県のインフルエンザ流行状況(定点当たり届出数の推移)