インフルエンザ2012/13シーズンは、2013年22週(5月27日〜6月2日)に定点医療機関を受診した患者数が定点当たり0.7人となり、流行の目安とされる「1人」を下回り終息した。流行のピークは4週の36.48人で2000/01シーズン以降では5番目に高かった。シーズンインが2012年50週で、流行期間は24週間だった。こちらは3番目に長い記録だった。

 2000/01シーズン以降で最もピークが高かったのは、2004/05シーズンの50.0人だった。2011/12シーズンが42.68人、パンデミックが発生した2009/10シーズンが39.66人、2002/03シーズンが38.52人だった(図1)。

 流行期間に着目すると、最も長かったのはパンデミックが発生した2009/10シーズンで29週間だった。2008/09シーズンが25週間、2010/11シーズンと2012/13シーズンが24週間で続いた。

 2000/01以降の13シーズンを振り返ると、2008/09シーズンに流行期間が20週を超えてから、5シーズン連続で20週以上となっていることが分かる。2009/10はH1N1pdm09の流行だったが、それ以外はA香港型、Aソ連型、B型の混合流行だったことが流行期間を長くさせている要因の1つと考えられる。

図1 2000/01シーズン以降の流行曲線