季節性インフルエンザの患者数が増加している。インフルエンザ定点当たり届出数によると、4月28日までの1週間で定点医療機関を受診した患者数は全国平均で3.07人となり、2週連続の増加となった(図1)。ただし、増加した自治体は27都道県で、前週の42都道府県からは減少した。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の推移(届出数の多い自治体中心)

 最も増加率が高かったのは青森県で1.97人から3.20人へ1.62倍となった。大分県が1.34倍(4.41人から5.91人)、北海道が1.33倍(2.98人から3.96人)、新潟県が1.32倍(2.53人から3.34人)などで続いている。

 1週間の患者数が最も多かったのは長崎県で7.50人だった。宮崎県が7.47人、石川県が7.38人、山口県が7.34人、富山県が7.06人などとなっている(表1)。

 全国の有志医師が参加しているMLインフルエザ流行前線情報データベースによると、迅速診断陽性例のタイプは、ほとんどがB型となっている。

表1 都道府県別にみたインフルエンザ定点当たり届出数(16週と17週の比較)

16週17週17週/16週
全国2.893.071.06
北海道2.983.961.33
青森県1.973.21.62
岩手県3.253.411.05
宮城県2.032.341.15
秋田県4.295.091.19
山形県4.966.11.23
福島県1.972.321.18
茨城県0.60.340.57
栃木県0.580.741.28
群馬県1.21.481.23
埼玉県0.981.241.27
千葉県1.0610.94
東京都0.951.051.11
神奈川県1.131.291.14
新潟県2.533.341.32
富山県5.57.061.28
石川県7.587.380.97
福井県3.974.631.17
山梨県5.95.150.87
長野県3.284.111.25
岐阜県5.950.85
静岡県3.762.630.70
愛知県3.753.720.99
三重県4.974.420.89
滋賀県2.723.431.26
京都府2.692.510.93
大阪府3.012.920.97
兵庫県2.673.31.24
奈良県2.112.050.97
和歌山県2.042.61.27
鳥取県3.865.071.31
島根県4.555.261.16
岡山県2.172.351.08
広島県2.92.340.81
山口県7.137.341.03
徳島県1.951.420.73
香川県1.731.731.00
愛媛県1.981.720.87
高知県1.811.170.65
福岡県4.344.821.11
佐賀県76.280.90
長崎県6.837.51.10
熊本県5.945.70.96
大分県4.415.911.34
宮崎県7.647.470.98
鹿児島県4.495.331.19
沖縄県4.764.260.89