インフルエンザ流行が再燃している。都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、第9週(2月25日〜3月3日)に高知県や広島県、山口県など8自治体で患者数が増加した。三重県や山口県、宮崎県などでは3週連続で増加している。

 第9週に前週から増加したのは、高知県や広島県、山口県や三重県、宮崎県、和歌山県、静岡県、そして山形県の8自治体(図1)だった。

 国立感染症研究所が2月28日現在でまとめたインフルエンザウイルス分離・検出状況によると、2013年第4週(1月21-27日)から第8週(2月18-24日)の間に、B型ビクトリア系統株は15都府県から48件(広島県が11件、長野県と大阪府が各8件、高知県6件、熊本県3件、東京都と岐阜県が各2件など)、山形系統株は23都道府県から91件(広島県22件、三重県13件、神奈川県と新潟県、富山県が各6件、岐阜県4件、東京都と石川県、福井県と山梨県、福岡県が各3件など)、系統不明株は15都府県から35件(鳥取県10件、東京都と兵庫県各4件、神奈川県3件、茨城県と和歌山県、広島県が各2件など)となっている。

 インフルエンザ流行の早期警戒システムとしても期待されているMLインフルエンザ流行前線情報DBでは、診断時のB型の割合が40%超と多くなってきている。再燃している自治体ではB型の流行が拡大しているとみられ、しばらくはB型流行に留意する必要がありそうだ。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数が増加いている自治体