インフルエンザ流行が拡大している。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数(第4週、1月21〜27日)の速報によると、全国平均で36.44人となり、警報レベルの目安とされる30人を超えた。

 第4週に定点の医療機関を訪れた患者数は18万85人で、定点当たりでは36.44人となり、前週の22.58人から1.6倍に増加した。

 最も多かったのは新潟県で53.81人と警報レベルの30人を大きく上回った。千葉県が53.22人、長崎県も50.91人と増加した(図1)。

 全域で警報レベルを超えているのは、30都道県に達した。前週は9県だった。

 3週から4週への増加率では、香川県が12.80人から31.86人へ2.49倍となったほか、富山県が2.14倍(12.80人から31.86人へ)、兵庫県が2.01倍(14.61人から29.37人)などとなっている。

 各都道府県では、インフルエンザ流行警報を出し、帰宅時の手洗いやうがいなどの予防対策の徹底を求める一方、体のだるさや発熱、咳などの症状がある場合は早めの医療機関の受診を呼びかけている。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の推移