インフルエンザ患者が増えてきた。全国の定点当たり届出数は第49週(12月5〜11日)に0.57人となり、7週連続で増加した。新たに千葉県や大分県でも全域で流行の目安とされる「1人」を超え、本格的な流行が始まった。

 各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数をみると、49週に千葉県で1.26人、大分県で1.05人となり、沖縄県、佐賀県、群馬県などについで流行入りした(図1)。さらに、埼玉県、山梨県、岐阜県も全域で流行が始まったことが確認された。

 国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報によると、12月6日現在、44〜48週の5週間でH3N2亜型、H1N1pdm09、B型が検出されており、混合流行の様相を呈している。H3N2亜型は11都道府県から20件(北海道6件、埼玉県、神奈川県、大阪府、佐賀県から各2件など)、B型はビクトリア系統株が長野県から7件、系統不明株が5件(高知県3件、長野県2件)、H1N1pgm09は4件(島根県から2件、茨城県、埼玉県からそれぞれ1件)となっている。

図1 インフルエンザの流行状況(定点当たり届出数)