夏の沖縄県で依然として、インフルエンザの流行が続いている。県全体のインフルエンザ定点当たり届出数は、35週(8月27〜9月2日)に17.26人となり、前週の16.14人から増加した。また、検出されているウイルス株は、26週以降、AH3型が主流となっているが、B型の報告も続いている(図1)。

 沖縄県内の保健所管内別にみると、南部で警報レベルにあり、28週以降8週連続となった。中央は9週連続で注意報レベルにある。また、中部が7週連続、宮古が5週連続でそれぞれ注意報レベルが続いている。八重山は3週連続で注意報レベルにあったが、34週からは注意報レベル以下となっている。なお北部は35週も4.60人で、他の保健所管内に比べ低い水準を保っている。

 沖縄県ではこれまで、28週以降に全域で定点当たり10人を超え、29週には21.10人に達した。30週、31週、32週と連続で減少していたが、33週に増加し、翌34週には減少したが、35週にまた増加に転じた。

 この間のウイルス検出をみると、25週あたりまではB型が主流だった。しかし、26週以降はAH3型の検出報告が目立っている。ただB型の報告も散見されており、混合流行の様相を呈している。

図1 沖縄県のインフルエンザウイルス検出件数(亜型別)と定点当たり届出数の推移