夏の沖縄県で、インフルエンザの流行が続いている。県全体のインフルエンザ定点当たり届出数は、33週(8月13〜19日)に17.34人となり、前週の15.16人から増加した。また、検出されているウイルス株は、26週以降、AH3型が主流となっている。

 沖縄県内の保健所管内別にみると、南部で警報レベルにあるほか、中央、中部、八重山、宮古の4管内で注意報レベルにある。

 33週の患者数は、全国で1155人であり、沖縄県は1006人と87%に達している。

 沖縄県ではこれまで、28週以降に全域で定点当たり10人を超え、29週には21.10人に達した。30週、31週、32週と連続で減少していたが、33週には再び増加に転じた。

 この間のウイルス検出をみると、25週あたりまではB型が主流だった。しかし、26週以降はAH3型の検出報告が目立っている(図1)。

図1 沖縄県のインフルエンザウイルス検出件数(亜型別)と定点当たり届出数の推移

 沖縄県感染症情報センターによると、第26週以降の年齢別患者報告数は、0〜4歳が742人と最も多く、次いで30〜39歳が713人、20〜29歳が680人、5〜9歳が651人、40〜49歳が505人、10〜14歳が440人、50〜59歳が420人、80歳以上が355人、60〜69歳が314人、15〜19歳が275人、70〜79歳が273人の順だった。

 年代で見ると、10歳未満が1393人、10代が715人、30代が713人、20代が680人と、比較的若い年齢層で患者が多くなっている。

■参考
速報 2011/12シーズン夏季におけるAH3亜型インフルエンザウイルスの流行―沖縄県