南半球のインフルエンザ流行が始まった。WHOが7月20日付けで発表したリポートによると、南半球の温帯地域では、データを集積しているほとんどの国でシーズン入りした。ただし、アルゼンチンだけはインフルエンザ感染例がほとんど報告されていない。

 WHOリポートによると、南半球の熱帯地域では、ボリビア、ブラジル、ホンジュラス、ガーナ、中国南部、香港、ベトナムでインフルエンザの著名な活動性が報告された。

 ウイルスの亜型は、南半球の温帯地域(チリ、南アフリカ、オーストラリア)では、今のところH3N2型が主流になっている。一方で、B型の報告も目立っている。特に南アフリカではB型の検出件数が増加している。オーストラリアでも南アフリカよりは少ないものの、B型の検出件数も増えている。

 H1N1pdm09については報告が非常に少ない。しかし、パラグアイをはじめ、中米や南米の熱帯地域のいくつかの国では高頻度に検出されている。

■参考資料
・WHO Influenza update(20 July 2012 - Update number 164)