日本フットケア学会と日本下肢救済・足病学会、および日本メドトロニックは1月10日、2月10日を「フットケアの日」に制定したことを発表した。糖尿病や末梢動脈疾患あるいは閉塞性動脈硬化症による足病変の予防、さらには早期診断・早期治療の啓発が目的。日本記念日協会に申請し認定されたという。

 日本では、糖尿病患者の急増あるいは高齢化の進展で、糖尿病や末梢動脈疾患(PAD)、閉塞性動脈硬化症(ASO)による足病変が増加している。推計では、60歳以上の約700万人が足病変を発症するとみられ、重症化し足切断にいたる人は、年間1万人にのぼると推定されている。

 しかし、糖尿病の合併症が原因で起こる足病変をはじめ、PADあるいはASOによる足病変は、症状が現れた初期には気づかれにくく、また異変に気づいたとしてもどこの病院へ行ったらよいのか分からず、早期診断・早期治療が遅れ結局、足の切断をしなければならない人が後を絶たないのが現状だという。

 そこで日本フットケア学会と日本下肢救済・足病学会、および日本メドトロニックは、啓発活動の一里塚とすべく、2月10日を「フットケアの日」と制定した。日本フットケア学会理事長の熊田佳孝氏は「フットケアの日の制定により、今後フットケアの正しい知識が広く普及していくことを願っています」とのコメントを発表している。また、日本下肢救済・足病学会理事長の大浦武彦氏は「フットケアの日に、足のことをあらためて考えましょう」と呼びかけている。