ザ☆ディベート、第3回「日本人における2型糖尿病の第1選択薬は?」の投票の中間集計がまとまりました。現時点では、「インスリン抵抗性改善薬」が圧倒的に優勢な状況にあります。

 投票とともに寄せられたコメントを見ると、インスリン抵抗性改善薬の中でも、特にビグアナイド薬の人気が高いようです。エビデンスの豊富さ、薬剤の安さを評価する声が目立っています。代表的なコメントを、グラフの下から3ページ目まで、一挙に掲載しました。こちらも参照しながら、第3回の「ザ☆ディベート」をお楽しみください。

 なお、投票は12月9日(日)まで受け付けています(投票できるのは医師会員のみです)。下のボタンから、NMOの動画を閲覧し、続けてケアネットの動画をご覧いただくと、投票とコメントができるようになります。ぜひ、先生方のご意見をお寄せください。

「第3回 日本人における2型糖尿病の第1選択薬は?」中間集計結果(2012年12月2日現在、n=1152)


「インスリン抵抗性改善薬の立場から」に投票した方のご意見(一部)

◆インスリン分泌でへばりかけているβ細胞を刺激するよりも、現在のインスリンの効果を高めたり、糖新生を抑制する方が理論的である。[ペンネーム:猫咬んだ−2012年11月27日9時04分]

◆難しいのは、どちらにしても、患者本人が食事、運動などの生活習慣の是正に、真剣に取り組めるかどうかだと思いました。[ペンネーム:はいねこ−2012年11月27日13時23分]

◆動脈硬化症の観点から高インスリン血症は不利であるし、癌予防効果も実際にあるため、抵抗性改善薬が諸外国と同様に第一選択である。[ペンネーム:asigaru8−2012年11月27日14時34分]

◆中高年者は体型的にインスリン抵抗性大であり、まずメトホルミンという考えに賛成です。高齢者特に女性はインスリン分泌能が落ちている事が多く、可能であればDPP4阻害剤、無効ならSU剤少量と言う考えが妥当だと思います。コストベネフィットを考えるとメトホルミンが第一選択で日本も良いと考えます。[ペンネーム:@疲れた−2012年11月27日15時12分]

◆太る薬は糖尿病治療に矛盾する。[ペンネーム:あっくん−2012年11月27日21時49分]

◆世界の流れ「インスリン抵抗性改善薬」が、今の時期では妥当では?[ペンネーム:アホの子−2012年11月27日23時35分]

◆まずは薬価の安いSU剤からの投与でしょう。[ペンネーム:nikku−2012年11月28日9時28分]

◆インスリン抵抗性改善薬の説明の方が、明快で説得力があった。メトホルミン製剤の抗癌作用に関して、その機序などをさらに知りたい。[ペンネーム:あひさん−2012年11月28日23時19分]

◆どちらもエビデンスは十分とは思えませんが。[ペンネーム:小児科医@港町−2012年11月29日9時21分]

◆2型糖尿病の初期では、インスリン抵抗性の解除が最優先である。[ペンネーム:かめちゃん−2012年11月29日9時43分]

◆日本人の中でも、都市型の糖尿病と地方の糖尿病では、背景、病態が同じと限らないので、二者選択というのも、若干乱暴な展開と考えます。[ペンネーム:sirokuma−2012年11月29日9時44分]

◆やはりインスリン抵抗性の改善が一番大事。[ペンネーム:日経ショウジ−2012年11月29日9時44分]

◆インスリン自体はやはり枯渇していくものでしょうし、分泌促進には限界があるのではないでしょうか。[ペンネーム:ガマちゃん先生−2012年11月29日9時49分]

◆動脈硬化に直接効きそう。[ペンネーム:naitou−2012年11月29日9時54分]

◆2型DMはいわば加齢によって増悪する。[ペンネーム:DRK−2012年11月29日9時57分]

◆これまでの知識から。[2012年11月29日10時05分]

◆インスリン抵抗性は、採血などで評価しやすいので、医学的理論的に治療に反映しやすい。[2012年11月29日10時14分]

◆メトグルコなどを第一選択にしてきましたが、DPP-4阻害薬が発売されてから悩むようになりました。優劣つけがたい設問です。患者さんの病態(インスリン抵抗性の程度、肥満度、発病からの期間など)によって第一選択薬を決めているのが現状です。[ペンネーム:metabo−2012年11月29日10時24分]

◆本来個々の患者の状態により第一選択薬は、決められるべきでしょう。弘世貴久氏は、長期予後について全く触れられていませんでしたので、今回の解説の比較では、田村好史氏の方に説得力があると思いました。[ペンネーム:小児科勤務医−2012年11月29日10時34分]

◆インスリン抵抗性が強い場合、それは血糖にのみ影響するわけではなく、様々な代謝の異常を伴っているから。[ペンネーム:ノエル−2012年11月29日10時39分]

◆今までは、分泌促進薬を中心に使用していたが、今回の話で、抵抗性改善薬の新たな作用がわかり勉強になった。[ペンネーム:HIRO−2012年11月29日10時40分]

◆インスリン分泌促進薬の長期安全性が完全には確立していないし、膵臓にある程度の負担を強いる薬品である。[ペンネーム:medical4096−2012年11月29日10時44分]

◆膵β細胞への負荷はできる限り避けるべきです。[ペンネーム:joijoi−2012年11月29日10時55分]

◆軽症であれば、インスリン改善のほうがよさそうな気がする。[ペンネーム:つよ−2012年11月29日10時58分]

◆疲れた馬に鞭打つのは長期的にみるとよくなさそう。[ペンネーム:umitouni−2012年11月29日11時06分]

◆とてもいい戦いですが、こちらに軍配ですかね。[ペンネーム:bru−2012年11月29日11時12分]

◆遺伝的に日本人は欧米人に比し膵β細胞のインスリン分泌能が低いと言われており、まずは抵抗性の改善からのほうが理にかなっている感じがします。[ペンネーム:匿名−2012年11月29日11時17分]

◆甲乙つけがたいですが、まずは、メトホルミンが世界的な流れ。[ペンネーム:甲乙−2012年11月29日11時18分]

◆インスリン抵抗性を改善したほうが副作用や二次無効が少ないような気がします。[ペンネーム:1961−2012年11月29日11時22分]

◆なんとなくですが、抵抗性改善の方が膵臓に負担が少ない印象です。[ペンネーム:しろくま−2012年11月29日11時23分]

◆インスリン分泌促進剤を使うならインスリン注射を選びます。その前に糖質制限食をします。[ペンネーム:TM−2012年11月29日11時24分]

◆食事療法に対する患者のコンプライアンス次第ではないでしょうか?[ペンネーム:iwana−2012年11月29日11時26分]

◆DPP4阻害剤は、インスリン分泌促進剤とは少し別けて考えた方が良いのではないかと思いました。[ペンネーム:前田ショコラ−2012年11月29日11時27分]

◆DDP-4+メトホルミンが良い場合がある。[ペンネーム:WHITE−2012年11月29日11時31分]

◆インスリン抵抗性改善薬のほうが膵臓を疲労させないのではないか。[ペンネーム:くんちゃん。。。−2012年11月29日11時32分]

◆どちらかが100%という訳ではありませんが。糖尿病が国民病となった現代では、コストパフォーマンスも考慮しないといけないと考えます。禁忌・慎重以外はBGから始めるのが良いと思います。[ペンネーム:プー−2012年11月29日11時32分]

◆糖質制限食も一考の価値ありと考えます。[2012年11月29日11時35分]

◆両者ともに主張に理解できる点があり甲乙つけがたい感はあります。[ペンネーム:nonoayu−2012年11月29日11時35分]

◆第1選択ということであれば、まずはインスリンの利きをよくすることから始めたいです。[ペンネーム:ひまわり−2012年11月29日11時36分]

◆2型糖尿病初期の段階では分泌不全よりも抵抗性の方が先にあると考えるので、抵抗性改善薬をまず第一にするべきと思う。[ペンネーム:もよりん−2012年11月29日11時42分]

◆効果の確実性と安全性の点において、インスリン抵抗改善剤を支持します。[ペンネーム:新町男−2012年11月29日11時42分]

◆DPP-4流行の昨今ですが、やはり基本は運動と減量ですね。[ペンネーム:yukkie−2012年11月29日11時43分]

◆インスリン抵抗性改善薬がいいと思う。[ペンネーム:koko−2012年11月29日11時43分]

◆長期的な観点から抵抗性改善の方がよい。[ペンネーム:かてつ−2012年11月29日11時44分]

◆見直されているビグアナイドですが、血糖がしっかり下がる印象があり、確かに効いている感は強く、また膵β細胞を守ってくれそう。[ペンネーム:ビンセント−2012年11月29日11時50分]

◆日ごろの診療では田村氏の意見に近い。[ペンネーム:ぷー−2012年11月29日11時56分]

◆プライマリケアの立場でOGTTを行い、初期のDMの場合を想定した場合、インスリン分泌過多の傾向が認められるケースが少なからず存在する。また合併症予防の立場からも上記薬剤使用による効果について論文が散見すると認識している。無論、食事療法・運動療法がベースであることが大前提(患者教育を十二分に行ったうえ)での選択と考える。[ペンネーム:chappy−2012年11月29日11時58分]

◆インスリン分泌を促進しても抵抗性を解除できなければ膵β細胞を疲弊させるだけだと考えているため。[ペンネーム:ikechang−2012年11月29日12時00分]

◆非アルコール性脂肪肝の立場では発癌という観点からこれ以上のインスリン分泌を来したくない、と感じています。[ペンネーム:第2言語−2012年11月29日12時00分]

◆メトホルミン製剤ではインスリン抵抗性、インスリン分泌低下にかかわらず、効果が認められること、低薬価ですみ、膵臓の疲弊もなく血糖が管理出来ることから田村先生を支持。[ペンネーム:konan−2012年11月29日12時01分]

◆基本的には患者次第で使い分けるべきですが、総論としては、安価でエビデンスも豊富なメトホルミンを第一選択薬でいいと思います。どうせ1剤でうまく行くケースは少ないので、エビデンスの未確立の薬剤は、現時点では次の手とするべきと思います。相次いで発売される新薬の宣伝の片棒を担ぐ偉い先生の多いことと、ガイドラインもきちんと示せない糖尿病学会が、実地臨床医や患者を混乱させていることに早く気づいて欲しいです。[ペンネーム:一般内科医の一人−2012年11月29日12時08分]

◆個々の患者で対応は違ってきますが、2型糖尿病には少なからずインスリン抵抗性が関与していると思われ、インスリン抵抗性改善薬を第1選択と考えます。[ペンネーム:PCPS廻し屋−2012年11月29日12時14分]

◆どちらの主張も間違いではないと思います。まずはインスリンの抵抗性やインスリン分泌能の評価を可能な限り行ってケースバイケースで第一選択を決定することが大切だと思います。[ペンネーム:MASA−2012年11月29日12時18分]

◆動脈硬化進展抑制からは抵抗性改善のほうが望ましいと思う。[ペンネーム:ishy−2012年11月29日12時20分]

◆世界中のガイドラインがメトホルミンが第一選択のところ、反対するエビデンスはないのでは?[ペンネーム:ざ−2012年11月29日12時22分]

◆どちらももっともだが、しいていえばこちらかな。[ペンネーム:わだっち−2012年11月29日12時26分]

◆先ずは、インスリン抵抗性改善薬を投与して経過を診たい。[ペンネーム:hide0825−2012年11月29日12時42分]

◆分泌促進薬は膵内分泌系の荒廃が懸念されます。[ペンネーム:木枯らし門痔瘻−2012年11月29日12時43分]

◆本来、症例によりケースバイケースで決めるものであり、どちらが正しいとするものではありませんが、日本人はインスリン抵抗性強い人が多そうなので、こちらにしました。[ペンネーム:どうでも院長−2012年11月29日12時46分]

◆日本人の基礎インスリン分泌能の低さを考えますと、「インスリン分泌促進薬の立場から」となると考えていました。昨今、有用なインスリン抵抗性改善薬やDPP4阻害薬が出現し、プライマリーの立場から日本人における2型糖尿病の第1選択薬は、インスリン抵抗性改善薬と考えます。[ペンネーム:タマ−2012年11月29日12時52分]

◆専門家でもやはり意見は分かれるものですね。[ペンネーム:のあ−2012年11月29日12時54分]

◆難しいですが、自分としてはインスリン抵抗性改善だと思います。[ペンネーム:naru−2012年11月29日12時55分]

◆理にかなっているのは、インスリン分泌促進薬と思うが、実際の臨床では、インスリン抵抗性改善薬の効果を感じている。[ペンネーム:MIBG−2012年11月29日13時03分]

◆心血管イベント防止の観点からは、インスリン分泌促進薬より抵抗性改善薬の方が望ましいと思う。[ペンネーム:インターベンション医−2012年11月29日13時03分]

◆インスリンが出ている状態の糖尿病患者は、やはり摂取カロリー制限とインスリン抵抗性改善を図るべきです。[ペンネーム:akko−2012年11月29日13時17分]

◆わかりやすいほうはこちらで、生活の中で工夫できそうです。[ペンネーム:amema−2012年11月29日13時17分]

◆発癌抑制作用を有している可能性が示唆されていること。[ペンネーム:LDA−2012年11月29日13時33分]

◆やはり、抵抗性を改善させ自己のインスリン分泌機能でコントロールすることが自然と考える。また、肥満でなくても血糖値を低下させることもできる。自己のインスリン分泌機能が低下してくれば、分泌促進薬投与が理にかなっている。[ペンネーム:救急−2012年11月29日13時48分]