ALK阻害剤クリゾチニブのALK融合遺伝子陽性非小細胞肺癌(NSCLC)に対する有用性はフェーズ1試験で示されていましたが、標準的化学療法との比較がフェーズ3試験PROFILE1007で検証され、その結果、予想どおり、ALK融合遺伝子陽性肺癌に対してクリゾチニブがキードラッグであることが確認されました。

 また有効性についてethnic differenceがあるのではないかと懸念されていたのですが、アジア人を対象としたサブグループ解析により、全患者での結果とほぼ同様の効果が示され、第15回World Conference on Lung Cancer(WCLC2013)で発表しました。この結果、ethnicityの違いはなく、アジア人にも有効であり、ALK融合遺伝子陽性肺癌に対するクリゾチニブの位置づけが明確になったといえます。

 さらに今回の解析から、アジア人において、有効性だけでなく、安全性、肺癌症状の改善、QOL改善に関しても、クリゾチニブ治療は有益であることが示されました。

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