膠芽腫(glioblastoma:GBM)は神経膠腫の中で最も悪性度が高く、5年生存率は10%以下と非常に予後不良である。

 昨年11月の第17回米国脳腫瘍学会(17th Annual Meeting of the Society for Neuro-Oncology:SNO2012)でAVAglio試験の中間解析が発表された。膠芽腫の初発例に対し、標準治療である放射線療法とテモゾロミドの併用療法にベバシズマブを追加することで、無増悪生存期間(PFS)が有意に延長するとともに、QOLも維持・改善し、注目された。膠芽腫治療において新たな前進を示したこの結果は、臨床現場に今後どのような影響を与えるのだろうか。

 本座談会では、国立がん研究センター中央病院脳脊髄腫瘍科科長の渋井壮一郎氏に座長を務めていただき、京都医療センター脳神経外科医長の青木友和氏、広島大学がん化学療法科診療科長・教授の杉山一彦氏、国立がん研究センター中央病院脳脊髄腫瘍科副科長の成田善孝氏に、AVAglio試験の解説とその解釈を中心に、膠芽腫に対する治療の現状と今後の展望について議論していただいた。

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