Gastrointestinal Cancers Symposium(ASCO-GI)は、今回で第10回目を迎え、胃癌分野で複数の大きなトピックスがありました。ポスターセッションでは日本人が多く、胃癌は日本が牽引役になりつつあり、世界に負けない業績ができつつあると感じました。

新規分子標的治療薬ramucirumabがOSを延長

 胃癌のトピックスの1 つは分子標的治療薬です。胃癌分野の分子標的治療薬には、今までHER2 陽性胃癌に対するトラスツズマブしかありませんでしたが、新たに抗VEGFR-2抗体製剤のramucirumab(IMC-1121B)が登場することになりそうです。

 今回、ファーストラインとしてプラチナ系抗癌剤、フッ化ピリミジン系抗癌剤を含む併用療法に既治療で、転移を有する胃腺癌または胃食道接合部腺癌患者のセカンドライン治療としてramucirumabが有効であることが、フェーズ3試験(REGARD 試験)により示されました(演題番号:LBA5)。

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