多発性骨髄腫(MM)に対するレナリドミドによるメンテナンス療法の有効性が、今年5 月のNew England Journal of Medicine(NEJM)誌に結果が掲載された3つの臨床試験で報告されています。そして6月のEHAでも、レナリドミドとデキサメタゾンによる導入療法と移植後のレナリドミドによるメンテナンス療法で無増悪生存期間(PFS)が延長することが、イタリアのフェーズ3試験RVMM-PI-209で確認されました。この結果から、レナリドミドのメンテナンス療法がPFSを延ばすことは間違いないだろうと思います。

 また従来、治療をしないことが基本とされていた無症候性のくすぶり型MMに対しても、レナリドミドによる導入療法とメンテナンス療法を行うことによって、症候性になるまでの期間が延長し、さらに全生存期間(OS)をも改善することが明らかになりました。これが確かであれば、治療を始めるタイミングを根本的に変えることになります。


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