多発性骨髄腫に対するレナリドミドメンテナンス療法は、移植後の若年患者でも、移植ができない高齢患者でも、無増悪生存期間を延長させることが、New England Journal of Medicine誌5月10日号に結果が掲載された3つの多施設共同ランダム化フェーズ3試験で確認されました(Palumbo.A, et al. NEJM 2012 ; 366(19):1759-69、McCarthy.P.L, et al. NEJM 2012 ; 366(19):1770-81、Attal.M, et al. NEJM 2012 ; 366(19):1782-91)。

 レナリドミドは経口薬であり、しびれなどの副作用もないため、非常に使いやすい薬剤です。臨床試験でメンテナンス療法薬としても有効性が高いことが実証されたわけですが、このエビデンスをもって、全ての患者さんにレナリドミドのメンテナンス療法をすればいいということにはなりません。患者さんの生き方や年齢、特にQOLを勘案して、治療を考える必要があります。


詳細はこちら(PDFウインドウで開きます)