KKR札幌医療センター斗南病院での抗癌剤治療を中心に、地方の総合病院における癌治療の実態と当院から発信した化学療法の研究結果について、大腸癌を中心にお話したいと思います。

腫瘍内科3名のチームで入院1000件、外来2500件の癌患者に対応

 斗南病院は、18の診療科を持つ243床の一般総合病院で、12人の研修医を含む69人の医師を擁しています。癌患者が多いのが特徴の一つで、放射線治療装置がないために日本臨床腫瘍学会認定研修施設やがん診療連携拠点病院の認定は受けられていませんが、癌患者を多く診療しており、早期癌も含めると入院患者の5割超が癌患者です。

 固形癌全般に対する薬物療法を担当する部門として腫瘍内科が2004年に開設され、登録レジメン制度を開始し、外来治療センターを14床で設置しました。2006年には私が第1回薬物療法専門医の資格を取得し、現在では、がん薬物療法専門医が2人、外来化学療法センター副師長ががん看護認定看護師の資格を取得するなど、少しずつスタッフを充実させているところです。

詳細はこちら(PDFウインドウで開きます)