肝臓転移した大腸癌症例はどのように治療すべきなのか。FOLFOXFOLFIRIなどのレジメンの登場により全生存期間は延長してきているが、抗EGFR抗体薬といった分子標的薬の登場により、治療のあり方がさらに変わろうとしている。抗EGFR抗体薬セツキシマブを用いた術前化学療法により腫瘍サイズが小さくなり、肝転移した切除不能症例が切除可能症例になることが期待できるからだ。フランスParis South大学Pual Brousse病院教授のRene Adam氏に、大腸癌肝転移例に対する治療戦略についてうかがった。

(まとめ:佐藤寿=日経メディカル別冊)



──大腸癌の肝転移例に対する治療法の基本的な考え方を教えてください。

Adam 私たちは、大腸癌肝転移症例の国際的なレジストリーである「LiverMetSurvey」(http://www.livermetsurvey.org/)を運営しています。2009 年12月時点で56カ国180施設から1万1644例が登録されており、日本の症例も含まれています。


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