「EBMの手法による肺癌診療ガイドライン− 2010年版」の改訂が進んでいる。2010 年10 月、「鹸未治療非小細胞肺がん」と「鹸非小細胞肺がんの2次治療以降」に関するガイドラインがオンライン上で公開された。ガイドライン検討委員会ワーキンググループのメンバーである静岡がんセンター呼吸器内科の山本信之氏に、ガイドライン改訂の経緯と特徴を解説いただいた。

「読み物」から「decision tree型」への変更

 肺癌診療ガイドライン2010年版で大きく変わったのは、decision tree型になったことです。NCCN practice guidelineでもdecision tree型の形式をとっていますが、年齢や病期、PSなどを分岐点として治療方法が分かれていきます。これまでのガイドラインはいわゆる読み物で、例えば進行非小細胞肺癌に対する抗癌剤治療について、何を推奨するかが細かく書かれていました。個人的な自負にはなりますが、かなり熱心に書きましたので、説明書きがとても多くなり、結局のところ難しすぎてわからないということがあったのです。



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