切除不能大腸癌の治療に分子標的薬が導入されて以降、奏効率や生存期間は明らかに改善してきた。日本でも抗VEGF抗体薬のベバシズマブや抗EGFR抗体薬のセツキシマブパニツムマブが使用できるようになっている。同時に数多くの臨床試験が行われ、第35回欧州臨床腫瘍学会(ESMO)でもその発表演題が並んだ。だが臨床において、どのような薬剤の組み合わせが最も効果が高いのか、未だ結論は出ていない。

 セツキシマブを用いたCRYSTAL試験CELIM試験などの臨床試験を主導してきたドイツKlinikum Oldenburg 教授のClaus-Henning Kohne氏は、ESMO期間中に「How to integrate molecular-targeted agents in the continuum of care?」と題したレクチャーを行い、大腸癌の分子標的薬の臨床試験最新データを紹介した。


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【訂正】
 2011年1月6日に、本記事のタイトル、および記事中の「転移性大腸癌」を「切除不能大腸癌」に訂正しました。

 大腸癌研究会は、2010年11月に、大腸癌にかかわる英語表記の日本語訳における注意点を発表しました。本記事の訂正は大腸癌研究会の発表に基づいたものです。
 大腸癌研究会の「英語表記の日本語訳における注意点」こちらをご参照ください。