近年、分子標的薬のソラフェニブ(商品名:ネクサバール)、スニチニブ(商品名:スーテント)といったチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)が相次いで承認され、転移性腎細胞癌の治療戦略が大きく変わりつつある。では、過去20年にわたって標準治療であったインターフェロン-αIFN-α、商品名:オーアイエフ、スミフェロンなど)やインターロイキン-2IL-2、商品名:イムネース)を用いたサイトカイン療法は、今後どう位置づけられていくのか。

 最近、山形大学医学部腎泌尿器外科学講座の内藤整氏らが、分子標的薬が登場する前の、いわばサイトカイン療法時代における転移性腎細胞癌患者1463人の予後を中心とした調査結果をEuropean Urologyに報告した。分子標的薬が登場したこの時期に、日本人のサイトカイン療法の治療成績がまとめられた意義を中心に、これからの転移性腎細胞癌治療のアップデートを、3人のエキスパートに議論してもらった。


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