癌薬物療法についてはさまざまな臨床研究が行われてきたが、これまでコホート研究を含む観察研究が話題の焦点となることはほとんどなかった。しかし、昨年11月に転移性大腸癌の薬物療法に関する前向きコホート研究の論文がJournal of Clinical Oncologyに2件掲載され(JCO:2008,26,33,5326-5334,5335-5343)、注目を集めた。

 観察研究には、実地臨床の現場でのデータが得られるという利点があり、統計学的な手法を用いることにより無作為化比較試験(RCT)に似た状況を再現することも可能である。臨床研究におけるコホート研究の解釈について、特にBRiTE研究を中心に、防衛医科大学校准教授で防衛医科大学校病院腫瘍化学療法部副部長の市川度氏に聞いた。

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