オンコセラピー・サイエンスは12月20日、同社が実施していた癌ペプチドカクテルワクチン療法剤C01を用いた膵癌に対するフェーズ3のCOMPETE-PC Studyの早期中止を決定したと発表した。

 同試験は、標準療法が効かないと診断された膵癌患者を対象に癌ペプチドカクテルワクチン療法剤C01を投与した際の安全性、有効性を検討する多施設共同二重盲検比較のフェーズ3試験。

 第3者機関である効果安全性評価委員会が実施した中間解析の結果、主要評価項目である全生存期間の有意な延長が達成される可能性が低いことが示され、試験の早期中止が勧告された。これを受け、同社は同試験の早期中止を決定した。

 癌ペプチドカクテルワクチンC01はこのほか、術後膵臓癌患者の再発予防を目的とした医師主導治験、再発初期治療への上乗せ効果を検討する臨床試験を進行中。今後は、胆道癌などの他の癌腫を対象にした臨床試験を計画しており、実施中・準備中のパイプラインへの影響はないとしている。