アステラス製薬は12月4日、米国MEDIVATION社と共同開発中の経口アンドロゲン受容体阻害薬エンザルタミド(一般名、開発コード:MDV3100)について、非転移性去勢抵抗性前立腺癌患者を対象としたフェーズ3試験(PROSPER試験)の患者登録を開始したと発表した。なお、同試験に日本からの参加予定はない。

 同試験はプラセボ対照二重盲検試験で、米国、カナダ、欧州、南米、アジア太平洋地域が参加する。アンドロゲン除去療法後に増悪したリスクの高い前立腺癌のうち、無症候性で、現在および過去に転移が確認されていない患者約1500人が登録される予定だ。主要評価項目は無転移生存期間で、標準治療に、エンザルタミドを上乗せした群(1日1回160mgを投与)とプラセボを投与した群の2群で比較する。

 日本においては、今年5月に同剤について「前立腺癌」の効能・効果で製造販売承認申請を行っている。