厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会が11月18日に開催され、治癒切除不能膵癌へのFOLFIRINOX併用療法で使用する4剤(オキサリプラチン、イリノテカン、フルオロウラシル、レボホリナートカルシウム)の効能・効果、用法・用量を追加する一部変更申請を承認することが報告された。

 FOLFIRINOX併用療法は、未承認薬・適応外薬検討会議から開発要請されており、迅速審査、優先審査の対象となっていた。

 遠隔転移を有する膵癌患者を対象に行われたフェーズ3試験では、FOLFIRINOX療法がゲムシタビン単独療法に比べて全生存期間(11.1カ月対6.8カ月)を有意に改善したことが示されており、欧米では遠隔転移を有する膵癌患者への標準療法として位置付けられている。