米Eli Lilly社は9月26日、既治療の進行胃癌を対象に抗VEGF受容体2抗体製剤ramucirumab(IMC-1121B)とパクリタキセルを併用投与するフェーズ3試験RAINBOWの、主要評価項目である全生存期間(OS)の延長と副次評価項目である無増悪生存期間(PFS)の延長を達成できたと発表した。

 RAINBOW試験は日本を含む国際無作為化二重盲検試験で、ramucirumabとパクリタキセルを併用する群と、プラセボとパクリタキセルを投与する群とを比較した試験。REGARD試験に続いて、ramucirumabが胃癌で2つ目のポジティブな結果を示したフェーズ3試験となった。

 ramucirumabとパクリタキセルを併用する群の方で多く見られたグレード3を超える副作用は、好中球減少症、白血球減少症、高血圧、倦怠感/asthenia、腹痛だった。

 なお、手術不能局所再発または転移を有するHER2陰性乳癌を対象に、ramucirumabとドセタキセルの併用群とプラセボとドセタキセルを投与する群とを比較したフェーズ3試験ROSEは、主要評価項目であるPFSを延長したが有意な差を達成できなかったことも発表された。